蕎麦の学校にようこそ !
日本蕎麦保存会(片山虎之介主催)が運営する「蕎麦の学校、日本蕎麦保存会」には、「蕎麦鑑定士」と「蕎麦のソムリエ」という、二つの大きな資格があります。
どちらの資格を受講されても、おいしい蕎麦を存分に楽しむことができます。
二つの資格がどう違うのかという説明も含めて、以下に記しましたので、ご覧ください。
《次回、蕎麦のソムリエ講座のご案内》


【蕎麦のソムリエ講座/日本蕎麦保存会主催】
第一部 南阿蘇在来を打つ
第二部 透明感のそばを打つ
蕎麦のソムリエ講座(日本蕎麦保存会主催/会長・片山虎之介)では、3月12日(水曜)に、九州に残る貴重な在来種、南阿蘇在来を十割で打っていただきます。
熊本県南阿蘇村は、活火山阿蘇山のカルデラの中に位置し、昼夜の気温差が大きいおいしいそばの産地です。このそばは、2月24日に行われた蕎麦鑑定士の食味体験会でも取り上げられて、高い評価を得ました。九州の在来種の実力を体験してください。
3月の蕎麦のソムリエ講座では、初めてそばを打ちますという方でも、上手にこのそばを打っていただけるように、片山虎之介が指導しますので、安心してご参加ください。
【開催期日】
2025年3月12日(水曜)
【時間】
第一部 11時〜13時30分
第二部 13時30分〜16時
【内容】
(第一部)
南阿蘇在来を、十割で打っていただきます。小粒の南阿蘇在来は、良質なタンパク質を豊富に含み、香りと味わいに優れたそばです。また、食感も、弾けるような力強さがあり、在来種の醍醐味を十分に感じさせてくれます。
十割そばの、本当のおいしさを、あなたの手で引き出してください。
(第二部)
第一部で使った南阿蘇在来の製粉をまったく変えたそば粉を使い、透明感の漂うそばを打っていただきます。透明感のあるそばは、作るのが極めて難しいので、普通のそば屋さんのメニューには、なかなか載っていません。
プロのそば屋さんでも打つのが難しいこのそばを、そば打ちが初めてという方にも上手に打っていただきます。安心して、チャレンジなさってください。
しっかりつながった蕎麦のソムリエ講座の透明感のあるそばは、一生忘れられないおいしさです。
⬇︎講座の詳しい内容は、以下のアイコンをクリックしてください
⬇︎「蕎麦のソムリエになるには」など、蕎麦のソムリエについての詳しい説明はこちら

《蕎麦の学校「蕎麦鑑定士養成講座」のご案内》

【蕎麦鑑定士2025年2月、3月開催の食味体験会のお知らせ】
●蕎麦鑑定士、食味体験会ご参加、ご希望の方へ
2024年度に受講していただいた蕎麦鑑定士の認定試験を、2月24日(月曜、休日)、3月5日(水曜日)に開催します。
会場は、東京・練馬区です。
今回のテーマは「12種類の粗挽き蕎麦を味わう」です。
作るのに高度な技術と知識を必要とするため、全貌が掴みにくい粗挽きそばの、主要なアイテム12種類を味わっていただく食味体験会です。
これを経験すると、粗挽き蕎麦とは何かという基礎知識が、味覚を通してダイレクトに身に付きます。
同時に行う2本の講義の内容は、以下の通りです。
講師は、片山虎之介がつとめます。
講義1 日本そばは、なぜ世界に出て行かれないのか
講義2 江戸そばが間違えた大きな曲がり角
こちらも一般的には公開されていない、非常に貴重な講義です。
2025年に出版予定の片山虎之介の著書の中に書かれている内容の一部を、一足先に講義します。
以前に蕎麦鑑定士にご参加くださった皆さんも、食味体験会に参加していただく余地はありますので、ご希望の方は、お問い合わせください。
ただし、体験会は定員制ですので、満席になった場合は、ご参加いただけません。その際はご容赦ください。
お問い合わせは、このサイトから、メールでお願いいたします。
【蕎麦鑑定士養成講座が進化します】
15年の歴史を持つ「蕎麦鑑定士」「蕎麦のソムリエ」の講座が、2025年度から大きく進化します。
以下にその内容を記しますので、ご覧ください。
2025年度に、「蕎麦鑑定士」の受講をご希望の方は、以下の方法でご参加ください。
定員制なので、事前予約が必要です。
蕎麦鑑定士は、おかげさまで、さまざまな方面から注目していただき、蕎麦についての正しい知識を持つ人として認められています。
そうした評価を踏まえて2025年には、蕎麦鑑定士の公式テキストブックとして、片山虎之介が書いた本を、全国の書店で発売する予定です。
同時に、蕎麦鑑定士と蕎麦のソムリエの二つの認定試験を統合して、蕎麦鑑定士とともに、蕎麦のソムリエも48種類のそばの味を体験していただくことで、認定されるようにシステムを組み替えます。
2025年度以降は、蕎麦鑑定士の資格が、そばを世界に普及させる強い力になるよう進化させますので、みなさん、頑張って、おいしいそばの知識を習得なさってください。
【1】公式テキストブックを、全国の書店で発売します
「蕎麦鑑定士」と「蕎麦のソムリエ」の公式テキストブックを、全国の書店で2025年に発売しますので、基本テキストとしてご購入ください。発売時期は、講座の受講をお申込みいただいた方に、お知らせします。
【2】お申し込みいただくと片山虎之介書き下ろしのテキストを配信します
蕎麦鑑定士は4級から1級までありますが、それぞれの級でテキストを4本ずつ配信します。これをお読みいただき、年末のペーパーテストにご回答いただくと、翌年、2月に開催する認定試験(食味体験会、日本蕎麦保存会主催)に、ご参加いただけます。
【3】食べ歩きレポートを提出していただきます
受講生の方には、お好きな蕎麦店を食べ歩いたご感想を、食味レポートとして提出していただきます。年に4回以上、お蕎麦屋さんを食べ歩き、レポートを提出してください。
【3】48種類の蕎麦の味を体験すると1級に認定されます
「食味体験会/日本蕎麦保存会」では、それぞれの級ごとに、テーマに沿った12種類の蕎麦を食べ比べていただきます。最後に提供する13枚目の蕎麦が、それまでに召し上がったどの蕎麦に該当するのかを当てていただきます。お答えの正誤により点数が付与されます。
当日は、提供される蕎麦の背景について、片山虎之介がわかりやすく解説します。
ちなみに、2025年度のテーマは「そば在来種、12種類の味と香りを知る」を予定しています。
4級から1級までの「食味体験会/日本蕎麦保存会」に合格すると、蕎麦鑑定士、蕎麦のソムリエ1級に認定されます。
【4】「蕎麦のソムリエ」は蕎麦打ち教室にも、ご参加ください
日本蕎麦保存会では、蕎麦打ち教室「蕎麦のソムリエ講座」を、毎月、一回、東京で開催しています。蕎麦のソムリエの認定をご希望の方は、蕎麦打ち教室「蕎麦のソムリエ講座」にもご参加ください。その上で、「食味体験会/日本蕎麦保存会」にもご参加いただけば、蕎麦のソムリエ4級として認定されます。
その後も、受講を続けていただけば、3級、2級、1級と上級に認定されます。
さらに詳しくは、次ページをご覧ください