蕎麦の学校にようこそ !
日本蕎麦保存会(片山虎之介主催)が運営する「蕎麦の学校、日本蕎麦保存会」には、「蕎麦鑑定士」と「蕎麦のソムリエ」という、二つの大きな資格があります。
どちらの資格を受講されても、おいしい蕎麦を存分に楽しむことができます。
二つの資格がどう違うのかという説明も含めて、以下に記しましたので、ご覧ください。
《次回、蕎麦のソムリエ講座のご案内》

【蕎麦のソムリエ講座/日本蕎麦保存会主催】
日本一おいしいそばを打つそば打ち教室 「蕎麦のソムリエ講座」
次回の、そば打ち教室「蕎麦のソムリエ講座」では、22名の蕎麦鑑定士が、全国のそば産地のそばを実食審査して、「このそばが日本一おいしい」と選んだそばを打っていただきます。
2月24日と3月5日、「おいしいそば産地大賞2025」(日本蕎麦保存会主催)の審査のために、蕎麦鑑定士、22名が、全国から選んで最終審査に残った12種類のそばを実食審査しました。その結果、際立っておいしいそばがグランプリに選ばれました。
そのそばを「蕎麦のソムリエ講座」で打っていただきます。文字通り、日本一おいしいそばを打つ、そば講座です。
⬇︎2月24日に実施した審査会の様子です。最終審査に残った12産地のそばを、蕎麦鑑定士のみなさんに食べ比べていただきました

【開催期日】
2025年5月14日(水曜)
【時間】
第一部 11時〜13時30分
第二部 13時30分〜16時
【内容】
(第一部)
丸抜きから製粉したそば粉を、十割で打っていただきます。5月中旬は、新そばの緑の香りが、成熟した穀物の香りになっている時期です。滋味を感じさせる深い香りと、甘みがしっかり乗った、最高の在来種の味を楽しんでください。
みなさんが、この講座で学ぶ、最も重要なことは、卓越したそば粉の香りと味を、どうやったら殺さずに、上手に引き出すことができるかという点です。
一本棒・丸のしの技が持つ力を、余すところなく発揮して、おいしいそばに仕上げてください。
(第二部)
第一部と同じ、グランプリのそばを、第二部では、玄挽きの二八で打っていただきます。そばは、何も、十割そばだけがおいしいわけではありません。十割には十割のおいしさがあり、二八には二八のおいしさがあります。この講座で、ご自分で打った十割と二八を食べ比べていただけば、この言葉が味覚で納得できると思います。
上手に打てたら、胸が熱くなる、感動が待っています。
⬇︎講座の詳しい内容は、以下のアイコンをクリックしてください
⬇︎「蕎麦のソムリエになるには」など、蕎麦のソムリエについての詳しい説明はこちら

《蕎麦の学校「蕎麦鑑定士養成講座」のご案内》

【蕎麦鑑定士2025年2月、3月開催の食味体験会のお知らせ】
●蕎麦鑑定士、食味体験会ご参加、ご希望の方へ
2024年度に受講していただいた蕎麦鑑定士の認定試験を、2月24日(月曜、休日)、3月5日(水曜日)に開催します。
会場は、東京・練馬区です。
今回のテーマは「12種類の粗挽き蕎麦を味わう」です。
作るのに高度な技術と知識を必要とするため、全貌が掴みにくい粗挽きそばの、主要なアイテム12種類を味わっていただく食味体験会です。
これを経験すると、粗挽き蕎麦とは何かという基礎知識が、味覚を通してダイレクトに身に付きます。
同時に行う2本の講義の内容は、以下の通りです。
講師は、片山虎之介がつとめます。
講義1 日本そばは、なぜ世界に出て行かれないのか
講義2 江戸そばが間違えた大きな曲がり角
こちらも一般的には公開されていない、非常に貴重な講義です。
2025年に出版予定の片山虎之介の著書の中に書かれている内容の一部を、一足先に講義します。
以前に蕎麦鑑定士にご参加くださった皆さんも、食味体験会に参加していただく余地はありますので、ご希望の方は、お問い合わせください。
ただし、体験会は定員制ですので、満席になった場合は、ご参加いただけません。その際はご容赦ください。
お問い合わせは、このサイトから、メールでお願いいたします。
【蕎麦鑑定士養成講座が進化します】
15年の歴史を持つ「蕎麦鑑定士」「蕎麦のソムリエ」の講座が、2025年度から大きく進化します。
以下にその内容を記しますので、ご覧ください。
2025年度に、「蕎麦鑑定士」の受講をご希望の方は、以下の方法でご参加ください。
定員制なので、事前予約が必要です。
蕎麦鑑定士は、おかげさまで、さまざまな方面から注目していただき、蕎麦についての正しい知識を持つ人として認められています。
そうした評価を踏まえて2025年には、蕎麦鑑定士の公式テキストブックとして、片山虎之介が書いた本を、全国の書店で発売する予定です。
同時に、蕎麦鑑定士と蕎麦のソムリエの二つの認定試験を統合して、蕎麦鑑定士とともに、蕎麦のソムリエも48種類のそばの味を体験していただくことで、認定されるようにシステムを組み替えます。
2025年度以降は、蕎麦鑑定士の資格が、そばを世界に普及させる強い力になるよう進化させますので、みなさん、頑張って、おいしいそばの知識を習得なさってください。
【1】公式テキストブックを、全国の書店で発売します
「蕎麦鑑定士」と「蕎麦のソムリエ」の公式テキストブックを、全国の書店で2025年に発売しますので、基本テキストとしてご購入ください。発売時期は、講座の受講をお申込みいただいた方に、お知らせします。
【2】お申し込みいただくと片山虎之介書き下ろしのテキストを配信します
蕎麦鑑定士は4級から1級までありますが、それぞれの級でテキストを4本ずつ配信します。これをお読みいただき、年末のペーパーテストにご回答いただくと、翌年、2月に開催する認定試験(食味体験会、日本蕎麦保存会主催)に、ご参加いただけます。
【3】食べ歩きレポートを提出していただきます
受講生の方には、お好きな蕎麦店を食べ歩いたご感想を、食味レポートとして提出していただきます。年に4回以上、お蕎麦屋さんを食べ歩き、レポートを提出してください。
【3】48種類の蕎麦の味を体験すると1級に認定されます
「食味体験会/日本蕎麦保存会」では、それぞれの級ごとに、テーマに沿った12種類の蕎麦を食べ比べていただきます。最後に提供する13枚目の蕎麦が、それまでに召し上がったどの蕎麦に該当するのかを当てていただきます。お答えの正誤により点数が付与されます。
当日は、提供される蕎麦の背景について、片山虎之介がわかりやすく解説します。
ちなみに、2025年度のテーマは「そば在来種、12種類の味と香りを知る」を予定しています。
4級から1級までの「食味体験会/日本蕎麦保存会」に合格すると、蕎麦鑑定士、蕎麦のソムリエ1級に認定されます。
【4】「蕎麦のソムリエ」は蕎麦打ち教室にも、ご参加ください
日本蕎麦保存会では、蕎麦打ち教室「蕎麦のソムリエ講座」を、毎月、一回、東京で開催しています。蕎麦のソムリエの認定をご希望の方は、蕎麦打ち教室「蕎麦のソムリエ講座」にもご参加ください。その上で、「食味体験会/日本蕎麦保存会」にもご参加いただけば、蕎麦のソムリエ4級として認定されます。
その後も、受講を続けていただけば、3級、2級、1級と上級に認定されます。
さらに詳しくは、次ページをご覧ください